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『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS』について

 今週はZEXALが休みだった事もあり、前々からこのブログで取り扱いたい思いのあった週刊少年チャンピオンの『聖闘士星矢』の公式外伝漫画・『聖闘士星矢 THE LOST CANVAS 冥王神話』(以下、『LC』)について触れたいと思う。
(※若干のネタバレを含みます)

 
○概要
 物語は原作・『聖闘士星矢』より240数年前の過去の戦いを描いた話であり、そのため登場人物は本編において前聖戦の生き残りとされていた黄金聖闘士・天秤座の童虎と牡羊座のシオンを除き、主人公である天馬星座のテンマを含めて基本的には今作のオリジナルキャラクターで進行する。ただし、オリジナルとは言っても公式外伝とあるように、本編とはちゃんと話がリンクするように作られている。
 今作の特徴をまず挙げるなら、大の聖闘士星矢ファンと公言しているほどの作者・手代木史織先生の「聖闘士星矢」に対する読んでいて愛情がすごく感じられる、という点であろうか。とにかく原作に対するリスペクトの思いがひしひしと感じられるのである。蠍座と水瓶座が親友だったりする原作オマージュは当然抑えてくるし、本編で一言もセリフのなかった天醜星デッドリービートルのスタンドなんてキャラまで出番があったり、本編で一度しか使われてないビッグバンコスモ(多分原作者である車田先生も忘れてるであろう設定)なんてものが終盤戦で戦いの決め手となったり、もうこれでもかというほどの手代木先生の『星矢LOVE』の思いが伝わってくるのである。この点に関しては「原作キャラを適当に登場させとけばいいだろう」的なものしか感じられない『星矢Ω』にも見習って欲しいぐらいなのである(ぁ
 もっとも、愛があればそれでいいっていうものでもないのも事実だが・・・(ぇ

○格好良い黄金聖闘士たち
 本編ではサガの反乱で内部崩壊を起こした聖域(サンクチュアリ)だが、この漫画ではアテナとそれを補佐する教皇のもと基本的に一枚岩の組織となっている。そのため、原作で人気の高い黄金聖闘士たちは最初から最後まで味方であり、これがまたとても格好良いのである。
 特に、牡牛座魚座など本編で不遇だった星座ほど出番が早く、見せ場に恵まれているあたりはファンとして「分かっている」という感じである。
 もっとも、この漫画での黄金聖闘士たちはそれぞれがみんな主人公のテンマを食ってしまうほどの存在感を持っている(とはいえ、主人公は主人公でちゃんと要所要所で主役をやっているため、完全に空気というわけではないが)ため、自分の守護星座が活躍しなくて泣く、という事はないので安心して読んでいられる。

○誇り高き蟹座の黄金聖闘士・マニゴルド
 そしてこの漫画内の黄金聖闘士の中でも屈指のカッコよさを持っていると言えるのが、原作で不遇なんてものじゃない扱いだった蟹座の黄金聖闘士・マニゴルドである。性格はどこか斜めに構えた感じでいわゆる正統派のヒーローという感じではないのだが、独自の正義の観念を持つ誇り高い男であり、そこがまた格好良いのだ。その上、教皇の直弟子という美味しい立ち位置に加え、本編でお馴染みの積尸気冥界波積尸気鬼蒼焔(せきしききそうえん)積尸気魂葬破(せきしきこんそうは)という見た目もネーミングセンスも活かしたオリジナル技を与えられるほどの優遇ぶりである。
 子供の頃、戦争で家族も友人をなくしたマニゴルドは野盗となり、「命なんてしょせんは塵芥だ」というほど荒んでいたのだが(この点は『Ω』の蟹座・シラーと似ている部分がある)、かって蟹座の黄金聖闘士であった教皇・セージと出会い、その弟子となる事で「無駄な命など決して存在しない」という信念を持つまでに成長していく。そして、セージとともに人の命を弄ぶ死の神・タナトスに戦いを挑み、激闘の果てにタナトスの封印には成功するも、代償としてこの戦いでその命を捧げる形なり、『LC』におけるマニゴルドの物語はここで幕を閉じる事になる。
 この戦いがあまりにも熱かった事に加えてマニゴルド自身のカッコよさもあり、一部では「LCはマニゴルド編がピークだった」と言われるほどの存在感を誇る事になった(ストーリー的にはまだ中盤に差し掛かるぐらいの時期の話ではあるのだが・・・:ぁ)
 とにかく繰り返しになるがマニゴルドは本当に格好良いのであり、本編で蟹座の扱いに泣いた人はもちろん、それ以外の人もぜひその活躍を見て欲しいぐらいのキャラである。

○問題点
・・・と、ここまでベタ褒めできたのだが、実は手放しで評価できない部分もある。主にストーリー面の描写は個人的にはあまり上手だと思えないところがあり、特に終盤に行くに連れて超展開と言えるような場面が続出し、毎週読んでても「あれ、先週見逃したっけ?」と思うところがあるぐらいだった。手代木先生が原作を好きなのはよく分かるのだが、おかげで「聖闘士星矢が好きな人が書いた同人誌」とさえ思う一面も感じるほどである(ぁ
 ただ、まあそれでも『聖闘士星矢』が好きな人には是非読んで欲しい作品なのは間違いない。全25巻と少々長いのが難点ではあるが、自分の守護星座である黄金聖闘士が活躍する話を読むだけでも十分満足できるのでは、とも思う。(自分は山羊座、リッターさんなら双子座、ゆきさんは乙女座でしたっけ?)
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[ 2012/12/05 17:43 ] 日記 | TB(0) | CM(0)

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