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まさしく『矛盾』

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↑『劇場版 遊☆戯☆王~超融合!時空(とき)を越えた絆~』


リッターさんの日記で遊戯王の映画である『劇場版 遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』の記事が書かれていたので、ちょうどいい機会だからこの映画で以前から気になっていた事を書きたいと思う(ぉ
(※若干、映画のネタバレを含みます)






SSのTURN-08でも使われた《スターダスト・ドラゴン》の特殊能力『ヴィクテム・サンクチュアリ(=「フィールド上のカードを破壊する効果」を持つ魔法・罠・効果モンスターの効果が発動した時、このカードをリリースする事でその発動を無効にし破壊する)』であるが、この効果を適用したターンのエンドフェイズ時、この効果でリリースされた《スターダスト・ドラゴン》は墓地から特殊召喚する事が可能なのだが、この場合、特殊召喚されるのは「元々の」《スターダスト・ドラゴン》の持ち主であるプレイヤーのフィールドとなっている。


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《スターダスト・ドラゴン》


普通は自分の《スターダスト・ドラゴン》の効果でリリースされるので気にする必要の無い話なのであるが、これがもし、何らかの手段で相手からコントロールを奪った《スターダスト・ドラゴン》で効果を発動した場合だと、その場合はもちろん「元々の」持ち主である相手のフィールドに特殊召喚されてしまうことになるのだ。

映画『遊☆戯☆王 ~超融合!時空を越えた絆~』の冒頭で、遊星はこの映画の敵であるパラドックスから《スターダスト・ドラゴン》を奪われてしまい、赤き竜の奇跡でなんやかんやあってタイムスリップ※カードゲームではよくある事)し、これまでのシリーズの主人公である遊戯十代の二人と組んで3対1パラドックスにデュエルを挑むのだが、デュエルの最中、パラドックスの手により特殊召還された《スターダスト・ドラゴン》を、遊戯の発動した魔法カード《奇跡のマジックゲート》の効果でコントロールを奪取する事に成功し、パラドックスのモンスターが発動した効果に対して、遊星《スターダスト・ドラゴン》の「自身をリリースして発動される特殊能力」を使用したため、《スターダスト・ドラゴン》は墓地に送られる。
この場合、上記の通りこのデュエルでの元々の持ち主であるパラドックスのフィールドに特殊召喚されないとおかしいはずなのだが、何故か《スターダスト・ドラゴン》「遊星の」フィールドに特殊召喚され、しかも結果的にはそれがデュエルの勝敗を分ける決め手になってしまうのである。(※「本来の持ち主は遊星だから」、という言い訳は通じないはずである)

まあ、自分もTURN-08《シンクロ・マテリアル》「アニメ効果」で使用したように、「アニメと現実では効果が違う」というのはよくある話なので、別段そんなに気にする必要は無いのではあるが、それがなぜ気になっているかと言うと、遊星は、アニメ『5D's』の「VS ジャック(一戦目)」のデュエルで、この時ジャックの所有化にあった《スターダスト・ドラゴン》を罠カード《ハルモニアの鏡》で映画と同じようにコントロールを奪い、ジャックが発動したカードの効果に対して《スターダスト・ドラゴン》の「自身をリリースして発動される特殊能力」を使用し、この時効果で墓地に送られた《スターダスト・ドラゴン》が、「元々の持ち主のフィールドに特殊召喚される」と言う盲点を突き、「墓地からモンスターが特殊召還されたとき、そのプレイヤーに1000ポイントのダメージを与える」という罠カード《メテオ・ストリーム》でこのデェエルの勝負を決めようとした。(※このデュエルは諸事情により中断されて引き分けに終わったが、もし《メテオ・ストリーム》が発動されていたら遊星が勝っていた)

つまり、都合のいい時だけ「アニメ効果」「現実の効果」が使い分けられ、あろう事がそれが勝負の決め手となってしまっている事に「ご都合主義」という感想を抱いてしまったのである


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↑劇場版のボス・パラドックスさん


映画では「デュエルモンスターズを生み出したカードデザイナーであるペガサスを抹殺し、デュエルモンスターズを歴史から抹消する」という極めてアレな手段で歴史の改変という暴挙を行おうとしたパラドックスであるが、実は彼の住んでいた未来はとある事情によって破滅へと向かっており、「破滅へと向かう未来」を救うためにどうしても歴史の改変(=タイムパラドックス)を起こさなければいけない、というのが彼の真意であった。
これは劇場版だけの設定ではなく、アニメ『5D's』の後半の敵組織・イリアステルは皆その「破滅の未来」の数少ない生き残りの集まりであり、パラドックスもまたその一人だったという事実が、物語の終盤になってイリアステルを束ねる最後の一人・Z-ONE(ゾーン)から語られる。
これはつまり、映画の放映当初は『歴代主人公揃い踏み』という事で「(アニメとは)パラレルな世界観なのでは?」と言われていた劇場版の話だったが、実はアニメ版と同じ時間軸の物語であったという事が判明するのである。


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Z-ONE(ゾーン)パラドックスたち、「破滅の未来」から生き残った者たち


それぞれ乱暴な手段で歴史を変えようとしたイリアステルのメンバーたちだったが、彼らは皆、未来を「破滅」から「希望」へ変えるための僅かな可能性を模索し、その為に急ぎすぎてしまった結果が、映画やアニメでの行動だったのである。

 破滅の未来を救うため、その身体をかっての英雄・不動遊星のコピーへと変えてまで、残れた最後の一人(=Z・ONE)になっても抗い続けたゾーン(ゾーン=古代ナスカの言葉で「不動」)・・・
 「歴史の改変」という、解決し難き「難問(=アポリア)」に立ち向かったアポリア・・・
 計画達成のため、イリアステル遊星たちの両方に協力するという「二律背反(=アンチノミー)」に苦しんだブルーノことアンチノミー・・・

しかし、彼らの思いは最後は遊星たちに届き、未来は「破滅」から「希望」へと動き始めていくのであった・・・




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[ 2012/03/24 21:56 ] 日記 | TB(0) | CM(2)

なるほど

 複数シリーズのキャラや設定を絡ませてしまうと、どうしても無理が生じてしまいますからね…こういう点が出てきてしまうのは必然と言えるのかもしれませんね。でもまぁ、出来る事ならせっかくの劇場版なんだし、細かい所もクリアしてから制作してほしかったような気もしますねぇ。ま、子どもだったら気にならないんでしょうけど、大人はそういう所目ざといから(笑)。
 
 クロスSS書いてる身としては、その辺の矛盾とか気を付けないとと思う事もあるわけで(笑)。難しいところですねぇ。
[ 2012/03/25 15:55 ] [ 編集 ]

>ゆきさん

コメントありがとうございます。
まあ、実際のカードゲームをやる人間でなければ気にならないような問題ですし、そこんところはあまり深く考えないで楽しむのが正しいのでしょうけどね~(ぁ

あと、クロスSSはあまりその辺の矛盾とかは、よっぽど深刻なものでない限り気にする必要は無いと思いますよ。あまりその辺突っ込まれる事も無いとは思いますし、そんなに深く考えなくても(ぉ


それでは、また。
[ 2012/03/25 22:29 ] [ 編集 ]

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