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遊戯王GA TURN-12 【戦いの先に】

この作品は、まんがタイムきららその他のキャラを中心としたオリジナルストーリーの遊戯王SS、という完全に書き手の趣味で構成された二次創作SSです。興味のない方、原作をいじられるのが不快な方はスルーでお願いします。
(※オリジナルキャラクターを使用しています)




●決着

 烈人とレイス、二人の戦いが終わった瞬間、彼らを囲んでいた“氷の刃”が消滅する・・・。そして、烈人は精根尽き果てたのか、まるで糸の切れた人形のように倒れこむのであった・・・

ラニーニャ「・・・赤野!?」 

 そんな彼を抱き止めたのは、ラニーニャよりも早く彼の元に駆け寄っていた律太だった・・・


遊戯王GA TURN-12 【戦いの先に】


烈人「内藤・・・さん・・・?」
律太「よく頑張ったな、少年・・・いや、赤野烈人・・・」

 「少年」ではなく「赤野烈人」と名前で呼んだ・・・それは律太が本当の意味で彼の実力を認め、それに敬意を称した証である。

ラニーニャ「赤野、大丈夫か!? おい!?」
律太「気を失っているだけだ、心配ない」
ラニーニャ「良かった・・・」

 律太のその言葉を受けて、ほっと胸を撫で下ろすラニーニャ。

レイス「馬鹿な・・・この俺が・・・人間如きに負けるなどと・・・?」

 一方、レイスはいまだ自分が敗北した事を認められないのか、愕然とした様子で呟いていた・・・

ふおん「さて・・・君は彼とのデュエルに敗れたんだ。大人しく身を引いてもらおうか?」
レイス「ぐっ・・・!」
ふおん「・・・退く気が無い、というのであれば・・・」
レイス「なっ・・・?」

 目の前にいるのは、ただの人間の小娘のはずだ。
 だが・・

レイス「お、お前は一体何者だ・・・?」

 その時、レイスの目には・・・ふおんの背後に“赤い輝きを放つ竜”の姿が見えていた・・・

ふおん「さあ、どうする?」
レイス「チッ・・・」
 
 その言葉に、レイスは気を失っている烈人を改めて睨みつけると・・・

レイス「覚えていろ人間・・・お前はいつか必ず俺が殺す・・・!」

 そう言い残し、レイスはどこかへと去っていく・・・

ふおん「捨て台詞、か。情けないもんだね。さて・・・」

 律太の方に振り返ったふおんは、意識の無い烈人に目を向ける。

律太「・・・後の事は任せろ。こいつは俺が責任持って連れて帰ってやる」
ふおん「そうか。分かった、それじゃ頼むよ」
ラニーニャ「それなら、私が・・・!」
律太「・・・助けられた自覚があるのなら、やめておけ」
ラニーニャ「・・・え?」

 ラニーニャの言葉に対し、律太はそう答える。

律太「こいつはお前を助けようと身体を張ったんだ・・・。そのお前に助けられたとあっては、こいつの面目が立たないだろう?」
ラニーニャ「・・・」
律太「理解してくれとは言わんが、男っていうのはそういう面倒くさい生き物なんだよ。まあ、心配なら後で見舞いにでもいってやってくれ」
ラニーニャ「分かった・・・」

●名前の意味

烈人「・・・ここは?」

 目覚めた瞬間、烈人は自分の部屋のベッドに横たわっている事に気が付く。

ラニーニャ「・・・気がついたか?」
烈人「・・・ラニーニャ?俺は・・・あいつとのデュエルは一体どうなったんだ!?」
ラニーニャ「・・・何も覚えていないのか?」
烈人「ああ、それが・・・何だか途中からは無我夢中で戦っていた感じで、よく思い出せないんだ・・・」
ラニーニャ「そう、なのか・・・」

 詳しい事を覚えていないという烈人に、デュエルの経緯と彼が勝利した事を話すラニーニャ。

烈人「そっか・・・俺、勝てたのか、アイツに・・・」
ラニーニャ「ああ。お前のおかげで助けられた・・・本当に、ありがとう」

 自分を助けるために、身を挺してレイスに立ち向かった烈人に深々と頭を下げて礼を言うラニーニャ。

烈人「俺が勝手に割って入ったんだ、お礼を言われるような事はしてないよ」

 それに対し、つい照れくさそうな返事を返す烈人。

ラニーニャ「・・・烈人、という名前らしいな」
烈人「どうしたんだ、急に?」

 急にポツリ、と語りだしたラニーニャに、思わず烈人は聞き返す。

ラニーニャ「いや、「烈」という言葉には、「激しい、甚だしい」という意味が込められているらしいが・・・今日の戦いを見てまさしくお前の事だと思ったよ。まさに「名は体を現す」という奴だな」
烈人「・・・褒めてんのかよ、それ」
ラニーニャ「私は別に貶してなどいないぞ?」

 苦笑いを浮かべる烈人に、「ちゃんと褒めているつもりだ」と付け加えるラニーニャ。
 この後、二人はしばらくの間楽しく談笑する時間を過ごしたのだった。

●運命の龍

 自宅に戻ったふおんは、ある「一枚のカード」を眺めていた。

ふおん「彼はあの戦いで“シグナー”として覚醒した・・・。なら・・・」


1725.jpg


ふおん「彼はこのカードを・・・《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》を受け取る“資格”がある・・・だけど、それを臨むかは、彼の意思次第だね」


-次回に続く


【次回予告】
“氷結界”との戦いが終わり、学園での日常を過ごす烈人。
一方その頃、ある理由から通果はエクスのいる中等部の寮を訪れていた。

次回、遊戯王GA TURN-13 『鼓動の矛先』 お楽しみに!


○後書き
VS“氷結界”、ようやく決着!ようやくだ・・・(ぁ)。本当は「前編からここまで一つの話」で収めたかったのですが、途中で長くなりすぎたため分割し、やむなくこういう形になりました。

烈人君、恋人以外の女の子と自室で二人っきりとか彼女が知ったら絶対面倒な事になるだろうし、「お見舞いに来た如月が鉢合わせになって二人っきりでいる事を勘違いし・・・」というネタを考えていたのですが、うまく処理できなくて断念(ぇ)。あと、律太さんにも色々ボケをかましてもらう予定だったのですが、「せっかく格好よかったのが台無しになるので」断念(ぇ)。このSSの目標は「ギャグとシリアスの融合」なのですが、中々難しいものだ・・・(ぉ

あと、《エンシェント・フェアリー・ドラゴン》のイラストはただ単にボヤけているのではなく、まだ全容を明らかにできないためこういう仕様に。(こういう「ホログラフィックレア」という、カードが立体的に見える加工が施されたカードが存在するのです)

次回もまたインターミッション的な短い回になる予定。久々のエクス君(とミッチー)登場です(ぉ



それでは・・・次回も頑張ります!
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[ 2012/05/31 21:04 ] 遊戯王GA | TB(0) | CM(4)

捨て台詞とは、将来烈人のライバルになる奴としては、なんとも三流以下なやっちゃ……
それに相対して、律太&ふおん、そしてラニーニャの方は、烈人の結果に、安心したり評価したり、と言った所なんでしょう
真面目な話、今回のお相手、今現在の烈人に負けた以上、実力が知れる……とは思いますね まぁ、ラニーニャに(とりあえず)勝ってる訳だし、違うのは分かっちゃいますが

でも、律太さんではありませんが、確かに男ってーのは、めんどーくさい生き物なんですよね~ 言いたい事を、何となく理解出来てしまうのが……(ぁ
にしても、烈人と言う名前に、そう言った意味が有りましたか もちろん、元々彼を作った(?)ゆきさんが、そこまで計算してる訳じゃあないんでしょうが
まぁ、意味合いとしてはまぁ……烈人的には良い印象を持てないでしょうが、ここはある程度好意的に持ってくれれば、とは思います

そして、烈人のドラゴンは、エインシェント・フェアリーですか~ 確かコレは双子の妹が持ってた奴だった筈ですが……
このカードと、如月を模した一枚が、烈人にとってどの様な力になるのか……そこも注目して見るのが、これからのこのストーリーの楽しみ方、と見て間違いないんでしょうね

それはともかくとして、次はエクスと交流の様ですね この二人がどんな活躍をするのか、楽しみに待ってますね~

それでは♪
[ 2012/06/01 18:56 ] [ 編集 ]

リッターさん

感想ありがとうございます。

捨て台詞吐いて退散、はいくらなんでも情けない・・・とは思ったんですけど、他に締め方も思いつかず・・・またもや自分の引き出しの無さに困るはめに(苦笑
ただ、一応ラニーニャには圧勝しているのを加え、彼は烈人の事を舐めてかかっていて足元をすくわれたという側面もあるため、最初から本気出しておけば・・・というフォローも出来なくは無いです(ぁ

ふおんと律太は元々烈人の勝利を信じていた(だから途中も止めに入らなかった)けど、今回の勝利で改めて彼の事を評価した、という感じですね。

烈人君は「男のプライド」とかそういう細かい事を気にする性格ではないのでしょうが、律太さんとしては「頑張って戦った彼の顔を立ててあげたい」という配慮を取った結果の言動になります。

烈人君の名前に関しては、ゆきさん的には自分のHNであるRED(=レッド)をもじって付けたという話ですし。ただ、彼の両親はきっと命名する時に何かしらの意味を込めて付けのだろうな、とは想像していたりします(ぉ

>エンシェント・フェアリー・ドラゴン
原作(5D's)では仰るとおり双子の妹である龍可が使ったカードですね。
・・・ぶっちゃけ、主要キャラにドラゴンを割り振っていった結果、消去法でこれが残ってしまっただけという・・・(ぉぃ)。効果が正直使いにくいカードだから、話の上でどういう風に活かしていくべきか・・・と悩んでいたり(ぁ


それでは、次回も頑張ります!
[ 2012/06/01 19:35 ] [ 編集 ]

死闘の末

 烈人くんは見事に勝利した訳ですが、それだけの激闘だったわけですね。律太さんが男として、そして1人のデュエリストとして認めたというのもうなずけますね。そこに至るまでに、烈人くん自身も、そして周りの協力もあったわけですが、着々と一歩一歩前に進んでいると思います。
 
 さて、そんな烈人くんにしてやられてしまったレイスですが、このまま引き下がるような性格ではないですからね…今回はふおんの隠れた力を感じ取って立ち去りましたが、いつか烈人くんへの復讐を狙ってくるでしょうね…もしかしたら、烈人くんに限らず他の仲間に対しても粉をかけてくる可能性もあるしなぁ。
 
 ふおんはふおんで、まだ何か隠してる感じだし…今後も要所でキーになってくるんでしょうね。どう活躍するか楽しみです。
 
 こういう流れだと、ラニが烈人くんにデレたり、恋心が生まれたりするフラグになったりしますが…ないな(笑)。遊戯王ではそういうフラグはポッキリ折られるし、何より烈人くんには如月ちゃんがいますからねぇ(笑)。
[ 2012/06/03 16:22 ] [ 編集 ]

>ゆきさん

感想ありがとうございます。

律太さんは元々烈人君の実力を認めていたわけなのですが、今回の激戦を制した姿を見て改めて「一人の男」として認めた、そういう感じで書きました。烈人君は自分が周りに支えられているのも自覚し、着実に成長していると思っています。

敗れたレイスの扱いがこの先どうなるかは既に考えていますが・・・とりあえず他の話も進めないといけないのでその辺はしばらく先になりそうです。

もちろん、ふおんの扱いも。物語の鍵を握る人物に設定しているので、ちゃんとそれが伝わるように描写できるよう努力しなければ・・・と思っています。

>フラグ
こんな時だけ安心の遊戯王クオリティ(笑)。というか、そもそも「浮気」させるつもりはございませんのでどうかご安心を(何


それでは、次回も頑張ります!
[ 2012/06/03 20:28 ] [ 編集 ]

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